潜在意識が決める視点・時間軸
■潜在意識が決める視点・時間軸
私達人間の視点の90%は、潜在意識が決めています。
つまり毎日の日常の中で、「なにが視界に入るか?」は潜在意識が決めているのです。
その潜在意識を使い、視点を時間軸上で自由に動かすことができたら・・。
‘潜在意識が決める視点・時間軸’の物語の始まりです。
人間
潜在意識が決める視点・時間軸
~時間軸の視点~
バス男「バス子ちゃん、それなんだい?①」
バス子「これはね、私が描いた絵なの。いいでしょ~。」
バス男「うん。右上に描かれたルアーなんて特に良いね。」
バス子「え~。なんで、それが目に入るの?普通は、左端に描かれた小さい可愛いピンクのお魚さんが、目に入るくない?」
男「う~ん、まあ人それぞれで視点は異なるからねぇ。」
子「そうなの?じゃあ同じ①の絵を見ても、人それぞれで、パっと目に入ってくる絵は違うってことなの?」
男「そうだね。<どこに目がいくか?>つまり<どこに関心を向けるか?>は、起きているほとんどの時間、潜在意識が勝手に決めているからね。だから、普段の日常生活でも、自分の視界に入ってくるものは、自分で選んでいないだろ?」
子「まあ、確かにそうね。例えば乗り物(車・電車等)に乗っていて外の景色を見ている時なんかも意識してなにかを見ることなんてほとんどないわね。‘自然と視界に入ってくる景色’を見るだけだものね。」
男「そうだよね。そして、自然に視界に入ってくるものを決めている潜在意識が、どのようになっているかは、人それぞれで違うから、自分の視界に入ってくるものも、人それぞれで違うんだ。だから、同じ乗り物に乗って同じように外の景色を見ていても、‘自然と視界に入ってくる景色’は、人それぞれで違うんだ。だからね、自分の視界に入ってくるもの(景色、人、モノ等)が、自分の世界になっていくわけだから、人それぞれで世界が違うんだよ。」
子「?どういうこと?難しすぎよ!わけわかんない。」
男「ま、要は簡単に言ったら、人それぞれで視点は違うんだよ。」
子「異なる視点かぁ~。視点は人それぞれ・・。なんか視点っておもしろいね。」
男「うん。じゃあ、この章では視点について話していこうか。まず、視点には、時間軸の視点というのがあるんだよ。」
子「時間軸の視点ってなぁに?」
男「普段は時間軸の視点なんて、意識しないからね。時間って、過去、現在、未来と続いているよね。」
子「うん。そうね。」
男「でね、僕ら人間は、ほとんどの場合、現在の視点から物事を見ているんだ。まあ、それが良いか悪いかは別としてね。」
子「う~ん。どういったこと?よくわかんない。」
男「時間は、過去、現在、未来と流れているよね。その流れを時間軸とするね。そして、その時間軸の線上に、‘現在’っていう点があるだろ?①」
子「うん。あるわね。」
男「僕ら人間は、現在って点から、物事を見ているんだ。要は、視点が、現在っていう点の上にあるんだよ。」
子「そうゆうことなのね。てか、それがどうしたの?当たり前だし、別に良いじゃない。」
男「うん。そうだよ。今を生きる!って感じだしね。そしてね、その時間軸上の視点を過去に動かしたり、未来に動かしたりしてみるのも別に良いじゃないかって話なんだ。②」
子「過去の視点にたってみたり、未来の視点から物事を見たりってヤツね。要は、視点を、時間軸上で過去から未来まで、自由にスクロールするってことね。でもそれって、どの人も、自由に時間軸上の視点は、動かしているんじゃないの?」
男「そうだね。意識している時は、時間軸上の視点を動かし、過去の視点にたってみたり、未来の視点から物事を見たりってことをしているよね。」
子「意識しているとき?それって表面意識ってこと?」
男「そうだよ。」
子「じゃあ、潜在意識では、時間軸上の視点はどのようになっているの?」
男「普通は潜在意識では、時間軸上の視点は、現在に固定されているんだ。1日の時間のうち、ほとんどの時間は潜在意識が働いているからね。だから1日の時間の大半は、視点は現在に固定されているんだ。」
子「ふ~ん。じゃあ1日のうち、たいていの時間は、時間軸上では、視点を自由に動かしていないってことだね。そうね~。視点を時間軸上で自由に動かすことが出来たら、なにかと都合が良いかもしれないわね。別に、絶対に視点を、時間軸上で、自由に動かさなければならないってこともないし、別に、絶対に視点を、時間軸上の現在に、固定しなければならないってこともないものね。」
男「うん。例えばね、人間万事どうこうって言うコトワザがあるよね?」
子「なんだっけ、それ?どういう話?」
男「簡単に言ったら、人生で嫌なことが起きても、実はそれは将来の為になってた。とかそうゆう話だよ。バス子ちゃんもそうゆうの、経験したことない?」
子「あ、あるわ。好きだった人に振られて、その時は落ち込んだけど、その後に出会った彼がすごく良い人で、付き合うことになったの。あの時振られてなかったら、その後に出会った彼とは出会わなかったものね。人生は、なにがどうなるかなんて、わからないわ。」
男「うん。そうだよね。だから、<今嫌なことがあっても、将来はどうなるかはわかんない!>ってことだよね。」
子「そうね。」
男「じゃあ、仮にね、今嫌なことがあった時に、視点を今だけに固定していたらどうだろう?」
子「それは最悪な感じね。嫌嫌地獄になるわ。・・現実逃避したくなるわね。」
男「じゃあ、仮に、今嫌なことがあった時に、時間軸上の視点を未来に進めてみたらどうだろう?」
子「う~ん。未来から、今の嫌な状況を見るんでしょ?{まあ、あの時は、大変だったわね。}って感じになるわね。自分の、今現在の事なのに、ちょっと、客観的な視点になるわね。」
男「そうだね。じゃあ、仮に、今嫌なことがあった時に、時間軸上の視点を自分が死ぬ間際まで、進めてみたらどうだろう?」
子「う~ん。どうでも良いわね。あの頃の嫌なことなんて。関係ないし、興味ないわ。だって今から死ぬんだもん。って感じになるわね。自分の、今現在の事なのに、どうでもよくなっちゃったわ。」
男「そうだね。だから、時間軸上の視点は、別に固定していても良いし、都合が悪ければ、別に動かすのもアリだと思うよ。」
子「で、その視点の時間軸上の自由を、潜在意識レベルで、身につけるのもアリってことなのね。」
男「そうだね。そうなると、より、自分の都合の良い視点が手に入るだろうね。自分の、時間軸上の視点を、どのようにもつかは、自分で選ぶのも、1つの方法だと思うよ。」
子「ふ~ん。自分の視点を時間軸上で、自由に自分で動かす。・・・考えたこともなかったわね。これをマスターしたら、今より少し、生き上手になれるかも。」
男「そうだね。たまに<目の前の現実を直視しろ!>とか<今、この瞬間に生きないでどうする?常に今この瞬間しか存在しないのに!>なんてことを耳にする機会があるけど、‘今、この瞬間’や、今の仕事や今の状況が心底辛いときもあるからね。。そんなときは、今を捨てて、未来の(明るい)妄想の中に生きても良いんじゃないかな。」
子「え~、でもそれってただの現実逃避じゃない。嫌なことや現実から逃げちゃ駄目なんじゃないの?」
男「一般論ではそうだよね。でも一般論に従う義務はないから・・。」
子「ふーん。他に視点については、何かないの?」
男「あるよ。じゃあそれは、次の章で話そうか。」
子「うん。そうしよ~。」
~まとめ~
・‘同じ世界’なんだけど、人それぞれで視点が異なるため、違う風に見えている
・自分の都合に合わせて、視点を、時間軸上で過去から未来まで、自由にスクロールしよう
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