運命は決まっている?  

Produce by nameless sennin
箇条書きの知識を得ても変わらない。毎日の日々を、人生を、地球を変えていくのはいつもひっそりと語りかける物語だった。。

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運命は決まっている?

運命は決まっている?
運命は決まっているのでしょうか?運命論はバカにできません。
運命は決まっている? 物語の始まりです。

人間
運命は決まっている?

バス子「よいしょ。・・えっと、あとは・・・」


バス男「・・うん?あれ、バス子ちゃん、なんの準備をしてるの?」


バス子「あ、バス男さん。私ね、私の夢の実現の為に、明日から一泊二日の【すべては自己責任!未来と人生は自分の意思と努力で作り出す!】って自己啓発のセミナーに参加してくるの。」


バス男「へ~。」


「それがね、値段は10万円で高いんだけど・・講師の人がすごいのよ!あの成功者の代表的存在、バス岡さんがセミナーの講師なのよ!・・・私もセミナーに参加して、未来と人生を自分の意思と努力で切り開くノウハウを学び、自分の夢達成の為に頑張ってくるわ。」


「・・でもバス子ちゃん?」


子「なによ?」


男「バス子ちゃんの夢って、<運命の男性と結婚する>ことじゃなかったっけ?」


子「そうよ?・・なにか問題でも?」


男「<未来を自分の意思と努力で作り出すセミナー>に参加するんだろ?・・ということは、未来や人生は自分の意思でコントロール出来るってことだよね?」


子「そんなの、当たり前じゃない。世の中の常識よ。未来や人生なんて、自分の頑張りや努力次第よ。」


男「じゃあ、「運命なんて決まっていない」ってことになるよね。仮に運命が決まっていたら、未来や人生は自分の意思でコントロール出来ないわけだから。」


子「当然よ。運命なんて迷信よ。運命が決まっているわけないじゃない。運命なんて非科学的だわ。毎回、毎回の選択によって、人生なんていかようにでもなるわ。・・それに・・・最初から運命が決まっていたら、努力や頑張りってなんなの?無意味じゃない?ってなるでしょ?」」


男「そうだね。・・でもバス子ちゃんの夢は、最初から運命として決まっている、<運命の男性>と出会って結婚することでしょ?・・運命なんて決まっていないと言いながら、運命の男性と・・と言ってるけど・・」


子「そ、・・そうね。。・・い、良いのよ。そんなことはどうでも!運命も自分の努力や頑張りで変更させればいいのよ!・・もう、明日からセミナーっていうのに、水を差さないでくれる?」


男「・・
未来や人生って、本当に自分の意思や努力で切り開けるのかな・・?」


子「はぁ?なに言ってるの?・・人間にはあらかじめ決められた運命が存在するとでも言うの?今時運命が決まっているなんてことを真面目に言う人なんていないわよ。そんな人は常識のない変人よ。バス男さんはちゃんと日本の公教育を受けて育ったの?・・変人の上に変態だし・・。」


男「(・・変態?)まあ、世間一般では運命なんて存在しないことになっているよね。・・・じゃないと努力や毎日の頑張りが意味をなさなくなるから・・。」


子「そうよ!・・私の毎日の頑張りに水を差さないでくれる!?」


男「ははは(笑)頑張りを否定するわけではないけど・・。・・でも人間にはあらかじめ運命が決まっているかもしれないんだ。」


子「はぁ~↓変人で変態はコレだから・・。いいわ、聞いてあげる。バス男さんがどうして運命が決まっているなんて言うのかを。・・どうせ大した根拠なんてないんでしょ?」


男「じゃあ、バス子ちゃん。バス子ちゃんの未来や人生は、自分の意思や努力で選んだり、作り出すことができるんだよね?」


子「そうよ?」


男「じゃあどうしてバス子ちゃんは、今回の人生は、この時代の・日本の・バス子ちゃんの家庭に生まれてきたの?自分の意思で数ある選択肢の中から自分で選んだんでしょ?なぜわざわざ、この時代のバス子ちゃんの家庭で生まれてくることを選んだの?」


子「えっ?・・そ、それは・・・。・・自分で選んだんだけど、忘れているだけよ。・・もしくは、生まれてくる時と場所はさすがに自分じゃ選べないけど。。。だけど、生まれてからその先は、自分の意思で選んで人生を切り開いているわ。」


男「ふ~ん。・・まあどっちで良いけど。。・・・じゃあ生まれてから今までの人生は、全部自分の意思で選んで、自分の努力で作り出しているんだよね?」


子「そんなの当たり前でしょ。」


男「じゃあなんでバス子ちゃんは今、バス子ちゃんの職場で働いているんだい?」


子「それは、自分で今の職(B会社の営業)を選んだからでしょ?」


男「じゃあどうして、今の職場を選んだの?」


子「それは・・、私はA会社の事務かB会社の営業か、ショップ店員かで悩んだあげく、自分の意思で3つの候補から1つを選んだの。B会社の営業を選んだからよ。・・・・ホラっ!・・やっぱり人生は自分の意思で選んで決まっていくものじゃない。運命なんかじゃなくて。」


男「うん。でも・・職なんて無限にあるよね?歌手・競輪選手・デニーズの店員・駅の駅長・花屋・政治家・教師・消防士・ペット関係・建築関係・美容師・遠洋漁業・スーパーの店員・機械の整備士・スチュワーデス・風俗業関係・看護士・エンジニア・介護士・カーレーサー・バスガイド・トラック運転手・OL・警備員・警察・農業・研究者・証券マン・・・・」


子「そうね~、、。言い出すとキリがないわね。」


男「こんなに無限の可能性や選択肢があるのに、どうして3つの選択肢の中から選んだの?3つしか選択肢が浮かばなかったの?」


子「そ、それは・・・、だって・・確かに他にもたくさん職はあるけど、他の職ってなんか実感わかないし、なろうと思わないんだもん。リアリティがないっていうか、他の職で働いている自分を想像できないというか・・。だいたい、さっきバス男さんが言った数ある職業のほとんどは、真面目に職業を選ぶ段階では発想すらでてこなかったわ。」


男「そう。発想すらでてこないよね。ど田舎の代々農家家系の子どもには、丸の内で外資系証券マンなろう!なんて発想はでてこないし、年に5回も6回も海外旅行に行く大都会の大企業のオーナーの子どもには、田舎で細々とイチゴ作りに励む人生を想像し、そのような人生を歩むことはしないんだ。」


子「そうかもしれないけど・・。」



男「・・じゃあ話もどすけど、どうして無数にある職業の中で、A会社の事務かB会社の営業か、ショップ店員の3つが職業の候補になったのかな?」


子「それは・・なあんとなくかなぁ?私、良い学歴ないし。それでも・・・事務は私でもできそうだし。。営業の仕事はお父さんがしてたから、身近な感じがしたし・・、ショップ店員は知り合いがしてるから・・。」


男「うん。つまりね、3つが職の候補になった原因は、遡ると全部生まれた、
家庭に原因があるんだ。」


子「それはどうして?」


男「まず、仮にね、バス子ちゃんの家庭がバリバリの学歴重視家庭だったら、バス子ちゃんは小さい頃から勉強にいそしみ、良い大学をでることになるよね?そうなると、職の選択候補は変わるよね?」


子「そりゃそうね。」


男「・・事務の仕事だけど・・、バス子ちゃんはどうして事務なら私でもできそうと思うんだい?」


子「え~、だって・・ディスクワークなら・・なんか出来そうなんだもん。」


男「それはどうして?」


子「・・前のバイト先のオバちゃんが事務の仕事してるの見て、そう思ったのよ。」


男「どうして前のバイト先でバイトすることになったの?」


子「それは・・求人情報見て・・家から近かったからよ。自給もそこそこ良かったし。」


男「ということは、生まれる場所(家庭)が違っていたら、そこでバイトをしていないから、「事務できそう!」なんて発想はでてこなかったよね。家庭が金持ちならバイトもしないだろうし、本当に貧乏な家庭なら、もっと稼げるバイトをするだろうし・・。」


子「まあ、そうね」


男「他にも、ショップ店員の知り合いができたのはどうしてかな?」


子「うん?それは・・、地元の友達を通して知り合いになったの。」


男「ということは、生まれる場所(家庭)が違っていたら、知り合いになっていないよね?」


子「うん。。」


男「営業が身近に感じたのは言わずもがな、家庭が原因だよね。」


子「そうよ。・・・なんか確かに・・言われてみれば全部生まれ育った家庭に原因があるわね。・・
1軒隣の家に生まれていたら、全然違う人生を送っているでしょうね。。」


男「そうなんだ。そしてコレはなにを言っているかと言うとね、
人間は生まれ育った環境次第で人生が決まるんだ。」


子「確かに、そのような側面もあるかもしれないけど、持って生まれた性格なんかも関係するんじゃないの?」


男「うん。でもソレらは微々たるものなんだ。仮にね、今現在、日本の若者はいろいろな価値観をもってそれぞれの人生を送っているけど、それはもって生まれた性格のせいだと思う?」


子「え~、、そんなのわからないけど・・そうなんじゃないの?」


男「それが違うんだ。生まれ育った環境のせいなんだ。その証拠が第二次大戦中の若者達を見ればわかるよ。」


子「どういうこと?」


男「僕は前から不思議だったんだ。第二次大戦中の若者達が、本当に心から<国のため・家族のため>を思って戦争にでていたのかどうかが。。特に日の丸飛行隊なんて死ぬのが確定しているんだよ。」


子「あ~、確かにね。。若いんだから自分のしたいことや夢もあるだろうし、遊びたいだろうし、女の子とも・・・」


男「そうだろ?だから建前上は<国のため・家族のため>と言いつつ、本音は<勘弁してよね!>と思っていたんじゃないかと予想してたんだけど・・実際鹿屋に行ってみたら違ったんだ。」
※【鹿屋 基地】で検索


子「実際はどうだったの・」


男「実際に、心から<国のため・家族のため>を思っていたんだ。当時の若者達の本音が十分読み取れるだけの手紙等資料が残っていたよ。(会話から相手の情報を読取る)」


子「へ~。昔の若者は偉かったのね。今じゃ、皆、自分のことだけを考える人が多いものね。・・特に私の目の前にいる人とか・・。」(上手な自己中心的女・男との付き合い方


男「う、うん。。じゃあね、昔の若者は生まれ持った性格からそのようになったのかと言うと・・」


子「う~ん、・・・やっぱり戦時中の家庭や学校での教育や世の中の風潮等、環境の影響でしょうね。」


子「そう。だから今の若者達も第二次大戦中に生まれていたら、心から<国のために・家族のために>と言って、戦争に行くことになるんだよ。」


子「で、逆に第二次大戦中に心から<国のため・家族のため>と言って戦争で命を落としていった若者達でも、今現在に生まれたら、好き勝手やるんでしょうね。・・・そう考えたら、持って生まれてくる性格なんてあまり影響がないのかもしれないわね。う~ん、人間は生まれ育った時代・家庭で人生が変わるか・・。確かにそうかもしれないわね。」


男「うん。だから生まれ育った時代・環境次第なんだ。・・職業の話に戻るけど、生まれ育った時代・家庭の影響で職業の選択肢が決まっているんだよね?」


子「そういうことになるわね。」


男「つまり僕ら(人間)は、<自分の意思で選択し、人生を決めている>なんて思っているけど、実際のところ、生まれ落ちた家庭で人生の選択肢なんて最初からある程度狭められてしまっているんだ。・・自分で選んでいるつもりなんだけどね。」


子「そっか。自分の意思で選択し、人生を作りだしているつもりになっているけど、その家庭に生まれ落ちた時点で、将来の人生はある程度決まってしまっているようなものなのね。」


男「うん。」



子「じゃあ、家庭が原因で今の私があるのなら・・今の私の人生の責任は親にあるのね。あ~、私がパッとしない人生おくっているのは親のせいなんだ。。」


男「そうかもしれないね。・・・じゃあ、親が原因の1番の元かな?」


子「うん?・・・でも、、。。親も、親が生まれ育った家庭が原因で今の親になっているのよね?・・ということは、私の人生がぱっとしない原因は親の生まれ育った家庭を作った、親の親、つまりお爺ちゃん、お婆ちゃんに原因があるんだ~。」


男「じゃあお爺ちゃん・お婆ちゃんが原因の1番の元かな?」


子「でも、、お爺ちゃん・お婆ちゃんも、生まれ育った家庭が原因で今のお爺ちゃん、お婆ちゃんになっているのよね?・・じゃあ私の人生がパッとしない原因はお爺ちゃん、お婆ちゃんの生まれ育った家庭を作った、私の親の親の親、つまり曾お爺ちゃん・曾お婆ちゃんに原因があるのね。。」


男「そうかもしれないね。」


子「でも・・そう考えていったら、どんどんどんどん今の私の人生がパッとしない原因は過去に遡っていくわね。。曾曾お爺ちゃん・曾曾曾お爺ちゃん・曾曾曾曾お爺ちゃん・曾曾曾曾曾ひぃ~・・・疲れちゃった。。」


男「はっはっは(笑)うん。原因は遡って見てみると、どんどん過去に遡ることになるんだ。」


子「そうねぇ~。
今の私の原因も大昔からの‘原因のバトン’のリレーが続いた結果なのかもしれないわね。」


男「そうなんだ。大昔の過去に作られた原因により、その原因が積み重なって、今の現代社会(結果)があるんだ。」


子「じゃあ、今の現代社会(木)がある原因の種は大昔の時点で蒔かれたと言っても過言じゃないわね。」


男「そう。だから、大昔の預言が今でも当たったりするんだよ。聖書の暗号や、インドの葉っぱ、中国の古代文書等、蒔いた種のことがわかれば、将来どんな実がなるかも予想ができるから。」


子「ひえ~っ。ソレらの仮説が本当だったら、大変なことになるわね!・・じゃあ明日のセミナーに私が参加するのも、私が私の意志で選択したつもりになっているけど、その選択をすることになった原因は、遡ると大昔にあるかもしれないのね。」


男「うん。これが大昔から脈々と続く原因と結果の流れ、誰しもがこの流れの影響を受けて生きている・・・。そしてこの流れが‘運命’なんだよ。」


子「はぁぁ~・・そうなんだ。。・・・・そうなの。。そうなのね!・・・
大変・・大変!!・・大変なことじゃない!・・ちょっとお母さんに電話してくる!!」


男「お、おおい、バス子ちゃん、コレは仮定の1つだし、、まだ話も終わっていないし・・」


子「えっ?まだ話終わってなかったの?」










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