生まれ育った家庭環境の影響
■生まれ育った家庭環境の影響
人間は生まれ育った家庭環境の影響をずっと引きづるものです。
死ぬまでずっと、基本的な価値観は生まれ育った家庭環境の価値観のままです。
1度価値観をクリアにしてみませんか?
生まれ育った家庭環境の影響の物語の始まり・・。
人間
生まれ育った家庭環境の影響
バス男「ちょ、ちょっとバス子ちゃん!」
バス子「どうしたのよ、バス男さん。そんな興奮して。」
バス男「いや、それがさ、質問系サイトで、‘考え方’って入れて検索してら、たくさんヒットしたんだよ。」
バス子「へ~。それがどうしたの?」
男「いや、別に・・。まあ、あれだよ、バス子ちゃん。みんなも考え方に関して、疑問を持っているってことだよ。」
子「ふ~ん。‘考え方は人それぞれ’って、よく聞くよね。だから、考え方には答えがないから、その分、たくさん質問もヒットするんじゃないの?」
男「まあ、そうだろうねぇ。じゃあ、そんな人それぞれの考え方について、2人で語っていこうよ。」
子「別にいいけど。じゃあ、バス男さん。そもそも考え方って、なんで人それぞれで違いがあるの?」
男「いや~、いきなり良い質問だねぇ。みんな同じ考え方しても別に良さそうなのにねぇ。」
子「質問に答えなさいよ。」
男「それはね、僕らの存在理由に関わってくるんだよ。だからこの質問は他人の現実と自分の現実 違う理由で、答えるね。」
子「ふ~ん。じゃあ‘自分の考え方’って、どうやって身についていくの?もともと持って生まれてくるの?それともやっぱり‘家庭・家系とか、友達とか、社会とか’っていう周りの環境で、考え方って変わるの?」
男「考え方の傾向っていうのは、もともと持って生まれてくるものがあるようだね。個人差があるけど。そして、やはり環境によって、考え方っていうのは大きく影響されるんだ。特に‘家庭、家系’の考え方が自分の考え方に影響するよ。」
子「そうなの?大人になったら、いろいろな考え方の人に出会うし、子供の頃の、生まれ育った家庭・家系の考え方って、影響がなくなるんじゃないの?」
男「そう思うよね。でも、ほとんどの人間は、生まれ育った家庭の考え方を、一生ベースとしたまま、死ぬまで生きていくんだよ。」
子「そうなの?そんなに家庭の影響って大きいのかな?」
男「うん。僕ら人間は、考える時も90%以上を、意識のない潜在意識で考えているからね。そして、その潜在意識の考え方、物事を考える思考回路っていうのは、習慣化されているんだ。で、その潜在意識での考え方の習慣の多くは、生まれ育った家庭の考え方が、習慣になっているんだよ。・・他にも食に関して言えば、料理の好みの味付けや、米の硬さの好みなんかも、生まれ育った家庭で食べていた味付け、米の硬さが1番おいしいと感じるんだ。たとえ大人になってもね。」
子「え~、でも私、最近職場の先輩の影響もあって、考え方ちょっと変わった気がするんだけど。」
男「うん。そんな感じで変わる部分もあるけど、大部分は、生まれ育った家庭・家系の考え方の影響を引きずっているんだよ。例えばね、‘若いうちの苦労は大事だ!’って聞いたことある?」
子「あるわ。私、小さい頃お母さんによく聞かされてたわ。若いうちの苦労は大事だって。」
男「うん。で、子供の頃って、どんな子供が良い子供かな?」
子「そりゃあ、親の言いつけを、しっかり聞く子が良い子供だわ。」
男「そうだよね。じゃあ、子供の頃の、潜在意識レベルでの考え方はどんな風になっていると思う?」
子「えっと、まず親に、良い子って思われたいから、親の言いつけを守ろうとするでしょ。そして、親の言いつけは{若いうちの苦労は大事}だから・・・。あっ、じゃあ潜在意識レベルでの考え方では‘若いうちの苦労は大事だ!’って考え方になるわね。」
男「そうだね。だから、バス子ちゃんの場合だと{若いうちの苦労は大事だ}って考え方は、潜在意識レベルでの考え方では、子供の頃に習慣化されているんだ。その考え方の習慣を断ち切る出来事が今までなかったのなら、おそらく今も(未だに)、潜在意識レベルでは、‘若いうちの苦労は大事だ!’と、考えているよ。」
子「え~!?そうなのかな。結構‘今が楽しければ良い!’って思ってるつもりなんだけど。」
男「習慣は、なかなか断ち切るのが難しいからね。今も、潜在意識レベルでは‘若いうちの苦労は大事だ!’と、考えているかどうかは、今のバス子ちゃんの状況を見てみたらわかるよ。」
子「どうゆうこと?」
男「それはね、潜在意識レベルで、‘若いうちの苦労は大事だ!’と考えていると、潜在意識が、バス子ちゃんを苦労する状況へ、連れてってくれるんだ。もしくは、苦労する状況を、バス子ちゃんの元へ引き寄せてくれるんだ。自分のことを、まだ若いと思っている限り。バス子ちゃんが表面意識で‘今が楽しければ良い!’と思っていてもね。だからもし、今の状況が苦労するような状況なら、今だに潜在意識では、‘苦労は大事だ!’という考え方をしているんだ。そして‘自分はまだ若い’と思っているんだ。」
子「うそっ!!じゃあだから、私の職場の上司は、あんな奴だと言うの?あの上司のせいで、私はすごく苦労しているわ。私今だに、‘若いうちの苦労は大事だ!’っていう、親のいいつけを守っているの?」
男「う~ん。まあ、大抵、潜在意識では、生まれ育った家庭・家系の考え方の影響を引きずっているからね。例えば、苦労することは、良いことだと思う?それとも悪いことだと思う?」
子「え~、これは意見が人それぞれで分かれるところね。‘苦労は買ってでもすべき!’って人もいるでしょうし、‘苦労なんて300円のおまけつけてくれてやるよ!’って人もいるでしょうし。」
男「そうだね。苦労することが、良いか悪いかは人それぞれの考え方で分かれるよね。苦労はただの苦労だからね。人それぞれで、苦労に対して、良し悪しの意味ずけを、後から行っているだけなんだ。そして{何を良い、何を悪い}と考えるかは、生まれ育った家庭・家系の影響が大きいんだ。」
子「例えば、どういったこと?」
男「例えばね、お金をたくさん稼ぐのは良いことだと思う?悪いことだと思う?」
子「う~ん、それも人それぞれで意見がわかれるわね。」
男「そうだね。お金はあくまでただのお金だからね。お金をたくさん稼ぐことに対して、良し悪しの意味ずけを、後から行っているだけだよね。そして多くの場合、どういった意味ずけをするかは、生まれ育った家庭・家系の影響が大きいんだ。一般的な家庭の多くは、お金をたくさん稼ぐのことは、悪い感じの表現の仕方をされる場合が多いよね。{お金をたくさん稼いで、たくさんの困っている人を助けるお手伝いをしろ}って育てられる人は少ないからね。」
子「そうね~。じゃあ、一般的な家庭で育った多くの人間は、潜在意識では、‘お金を多く稼ぐことは良くない!’と考えている場合が多いのね。」
男「そうだね。だから、お金をたくさん稼ごうとしても、潜在意識で、ブレーキがかかることが多いだろうね。まあ、他にも恋愛とかセックスとかいろいろなことに関して、どう考えるかは、家庭・家系の影響が大きいんだよ。」
子「へ~。そしてそれらの考え方は、習慣になってしまっているから、なかなか新しい考え方は受け入れずらくなっているのね。新しい考え方を取り入れることが、良いか悪いかは別として。」
男「そうだね。そして一旦、既成の考え方(家庭・家系の考え方)をクリアにしたら、考え方ってすごく自由になるんだよ。」
子「既成の考え方をクリアにするってどうゆうこと?」
男「僕ら人間は、物事の考え方、思考回路は習慣化されていて、なにを良い・悪いと考えるかっていうことも、習慣化されているんだ。」
子「そうね~。」
男「そしてその考え方の習慣は、何時身につけているかと言うと、主に育った家庭・家系の考え方を、子供の頃に身につけているんだ。」
子「うん。」
男「ということは?」
子「うん?どういうこと?・・・あっ、そうか!今の私の潜在意識レベルでの考え方は、自分で選んだ考え方ではないのね。考え方や{何を良い・悪い}と考えるかなどは、子供の頃に家庭で教え込まれて、それが習慣化し、現在もその子供の頃に教え込まれた考え方を引きずっているんだから、今の自分の考え方っていうのは、自分で選んだ考え方ではなく、子供の頃に家庭で教え込まれた考え方なのね。」
男「そうだね。子供の頃に教え込まれた考え方が、良いか悪いかは別として。子供の頃に、考え方が教え込まれることが、良いか悪いかは別としてね。」
子「そっか。なんかこれって親の使ってたパソコンを貰った感じね。別に、親の使ってたパソコンでも良いけど、私にとっては、いらないアプリケーションもインストールされているかもしれないものね。自分好みに、パソコンをアレンジし直すのも、ありかもね。」
男「そうだね。だから、仙人/仙女修行などにより、既成の考え方をクリアにするってことは、パソコンの例で言うと、1度、再セットアップをする感じだよね。教えこまれた考え方や、何を良し悪しと考えるかを、再セットアップをして、1度クリアにし、考え方や、何を良し悪しと考えるかを、自分で決めなおすって感じだね。」
子「確かに、そうゆうのもありね。私も1度、いろいろとクリアにしてみようかしら。」
男「そうだね。やっぱ僕的にはシンプルが良いからね。無駄なアプリケーションは、パソコンに入れたくないんだ。パソコンが重くなるしね。だから、僕の頭の中は、無駄なアプリケーションは入れてないんだよ。必要最低限のものだけ、頭の中に入れているんだ。」
子「バス男さんに必要なものって、空き缶なの?」
男「え、なんで?」
子「バス男さん、頭振ってみて。」
男「こう?{カラーンカラーン}」
・潜在意識での考え方の習慣の多くは、生まれ育った家庭の考え方が、習慣になっている
・今の自分の考え方の多くは、自分で選んだ考え方ではなく、子供の頃に教え込まれた考え方
・1度潜在意識をクリアにして、考え方や、何を良し悪しと考えるかを、自分で決める
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