失恋の忘れ方
■失恋の忘れ方
失恋は辛いものです。失恋が辛い理由はアイデンティティと関係が深い。
失恋を忘れ、立ち直るには?
失恋は時間が解決 失恋とアイデンティティ 物語の始まり。
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・別れ
失恋の忘れ方 失恋とアイデンティティ
バス子「・・・・。」
バス男「よーい!バス子ちゃ~ん♪久しぶりだねぇ。ねえねえ!ちょっと聞いてよっ!今日のピエロちゃんは機嫌が良くてね、もう光っぱな・・・・・。アレ?・・・?バス子・・ちゃん?」
バス子「・・・。」
バス男「あ~・・、の・・、どうしたの?」
子「・・・。」
男「・・なにか嫌なことでもあったの?」
子「・・・・、(グスン、ぐすん。。)」
男「あれ?・・ごめん。なんか・・、あっ!ごめん!そっかそっか。。バス子ちゃんは最近負けがこんでたのかな?なんちゃって・・・えぇ。。・・どした?」
子「別れた・・の。(グスン、ぐすん。。)」
男「えっ?え、その・・彼氏と?」
子「・・うん。(グスン、ぐすん。。)」
男「あ~。。そっか。。」
子「・・もうね、ごめん。最近なんか頭が混乱しちゃってて。。」
男「うん。そうかぁ~。。」
子「別れた彼ね、もう新しい恋人がいてね、・・結婚するんだって。。あんなに‘私のこと好き!’って言ってくれていたのに。。今頃、新しい彼女とラブラブしてるんだわぁ。。・・・なにしてても急に涙がでてくるの。まだ私、元彼のことが好きなんだぁ。。・・無気力でおかしくなりそう。。死にたい・・。」
男「し、死んだら駄目だよ。。」
子「家でね、つい元彼とのプリクラやメールを見てしまって、元彼との楽しい思い出ばかり浮かんできて・・。来るはずのない元彼からのメールや電話を待ってる自分がいるの。」
男「つ、辛いね。。」
子「付き合っている当時は元彼に対して不満も多々あったけど、今思えばあんな良い男と、(偶然)出合って、愛し合って付き合って、、。奇跡よねぇ。かけがえのない元彼との思い出がたっくさんあるの。もう私の人生では、あんな素敵な恋人は現れないし、素敵な恋愛はないわぁ。」
男「う、うん。。で、でも人生は長いし・・」
子「あ~、私って駄目ね。もう元彼は失った人なのに。私のものじゃないのに。。{もしかしたら戻れるんじゃないか?私がもっと良い女になったら戻ってきてくれるんじゃないか?}ってそんなことばかり考えてしまうの。次の恋に踏み出すべきなのに。。でもね、次の恋に進むのが・・・恐いの。」
男「ど、どうして次の恋にすすむのが恐いんだい?」
子「だって!・・大切な元彼との思い出が消えてしまいそうで・・。元彼が戻ってくる可能性がなくなっちゃいそうで・・。それに、、今はそんな気分になれないし。。もしもね、また次の恋があったとしても、もし、またこんな気づつくことになったらと思うと、、恐くて。。」
男「う~ん。」
子「やっぱり、‘時間だけ’が失恋からの辛さを解決してくれるのかしら?」
男「う~ん。・・失恋からの辛さを解決するのに時間は必ずかかるって言い方の方が正しいね。こればっかりは、しょうがないことだからね~。」
子「じゃあ、この失恋による辛い気持ちはまだまだ、ずっと続くの?」
男「う、うん。。まあ、、しょうがないよね~。どうしても時間がかかるからね。じゃあ、代わりにって言ったらアレだけど、どうして失恋すると辛いかの理由の話でもしようか?」
子「え?・・うん。なんで失恋ってこんなに辛いの?どうして私はこんなに辛い気持ちになっているの?‘失恋’が辛い理由を教えて!」
男「うん。失恋が辛い理由はね、バス子ちゃんのアイデンティティーが揺らいでいるからさ。ちなみに混乱しているのは、<彼氏との別れにより、今までの日常や将来のビジョン(予定・計画)や希望が失われたため>なんだ。失恋により、日常や将来に関する急な予定・計画の変更を強いられ、脳がテンパっているんだよ。・・・そして無気力なのは、<相手(彼氏)の気持ちを、自分の頑張りではコントロールできないと痛感させられた>からさ。{自分の無力さ}を感じて無気力になっているんだよ。・・・他人はコントロールできないからね。」
子「・・・なに?その・・、アイデンなんとかって?」
男「アイデンティティーとは、自己同一性のこと。簡単に言ったら、{自分が自分である理由}さ。バス子ちゃんが、バス子ちゃんでいる理由のことさ。」
子「私が私でいる理由?」
男「バス子ちゃんは、他の人とは違う独立したオリジナルな存在だろ?」
子「そうね。私は他の人とは違う、独立した個別の存在よ。」
男「うん、そうだね。だからアイデンティティーとは言い換えたら、バス子ちゃんという存在を形作っているもののことさ。‘自分がなにものであるか?’を形作っているものがアイデンティティーなんだ。」
子「ん?じゃあ、例えば赤いリボンも‘私’のアイデンティティーの1部なの?」
男「そういうこと。ちなみに灰色のメガネは、僕のアイデンティティーの1部さ。」
子「確かに、赤いリボンがあってこそのバス子だし、灰色のメガネあってのバス男さんですものね。それらがなければ、私たち、ただの魚のブラックバスですものね。」
男「うん。そういう風に考えたら、アイデンティティーってわかりやすいんだけど、、。じゃあ、他にはバス子ちゃんが、バス子ちゃんである理由、または、バス子ちゃんという固有な存在を作りあげているものは、なにがあるかい?」
子「‘私’が‘私’である理由?・・・・えーっと、自分の外見や性格もそうだし、まずは自分の家族があっての‘私’でしょ。あと・・バス会社で仕事しているってことも、私が私である理由の1つでしょ。他にはバス恵やバス香っていう友達がいてこその‘私’でしょ。他にも学生時代、ブラスバンドで全国大会に出場したって過去があってこそ、今の‘私’がいるわね。大学卒って経歴も、私のアイデンティティの1部ね。それに将来は幸せなお嫁さんになる!って夢があってこその私でしょ。・・絵を描くことが趣味ってことも‘私’っていう存在を形成している1つね。あっ!乗ってる車が白のムーブなのも、私が私である理由の1つよね。」
男「そうだね。日本人ってこともアイデンティティだし、考え方・信じていること(信念)や知っていること(知識)等、他にもいろいろとあるよね。・・要は人間はそのようにアイデンティティーを形成していて、そのことが、自分が自分である理由になっているんだよ。」
子「ふーん。で、そのアイデンティティーがどうしたの?」
男「うん、アイデンティティーはね、自分自身の存在理由でもあるんだ。」
子「?」
男「例えばね、リストラにあった中年男性の‘うつ’や病気・自殺の話は聞いたことあるだろ?または定年退職した後、急に生気が薄れた話とか。他にもプロのスポーツ選手がケガのためスポーツができなくなり、自殺した話なんかも聞いたことあるだろ?」
子「あー。聞いたことあるわね。でもソレはどうしてかしら?」
男「いろいろな理由があるだろうけど、1つは、成人男性にとって、大きなアイデンティティーの1つである‘仕事’がなくなったからだよ。成人男性って、よく‘どこどこに勤めている○○さん’なんて言われ方するよね?<‘仕事’をしている自分>が、自分のアイデンティティー、つまり存在理由の大きな1つだったのに、{ソレが根こそぎなくなる}ってことは、自分自身や自分の存在理由が揺らぐことになるんだ。自分自身の存在理由がなくなったら、生きている意味が見出せなくなるだろ?それは自殺に繋がるよね。このように自分自身のアイデンティティーが欠けることは、精神面に非常に大きなマイナスの影響を与えるんだ。なんせ、アイデンティティーが欠けることは‘自分’が自分ではなくなることだからね。人間は、自分の存在や自分の存在意義を、強く欲する生き物なんだ。だからアイデンティティーが揺らぐと、自分自身、つまり‘私’という存在がすごく不安定になってしまうんだよ。」
子「うん。なんとなく意味がわかるわ。じゃあ、ペットロス症候群なんかも自分自身のアイデンティティーの‘家族’の部分が揺らぐから、ペットが死んで、自分が病気になるのね。ペットは家族なんだから。」
男「そうだね。他にも、学生時代に小から中へ、中から高へ、高から大学等に進学することで、特に学校の移り変わりの最初の頃、精神的に不安定になった人も多いんじゃないかな?」
子「あー!それ、私なったわよ。高校から専門学校に進学してすぐの頃、精神的に不安定になったもの。でもソレはどうしてそうなったのかしら?」
男「ソレも学校が変わることで、旧友との距離ができ、自分自身のアイデンティティーの‘友達’の部分が揺らいだからだよ。学生時代は、自分にとって‘友達’ってアイデンティティーは大きいからね。」
子「ふーん。確かに学生の頃って、<○○って友達がいてこその自分>みたいなところがあるものね。」
男「このように、自分自身のアイデンティティーである、大切な仕事や家族、友人を失うことは、自分自身のアイデンティティーの1部が失われ、自分がなにものであるか?ってことがわからなくなるし、自分自身の存在理由が揺らぐことにつながるから、精神的な混乱や、悲しい感情が湧き上がってくるんだ。」
子「へ~。アイデンティティーが揺らぐと、精神面にマイナスな影響がでるのね。まあ確かに、もし、今日家に帰ったときに、いきなり親から<お前は実は、私達の子どもではない。孤児をひきとったんだ。ソレがお前だ。>って言われたら、すごく精神的に揺れ動くものね。特別なにか物理的には失ったものはないけど、心が動揺するわよね。(えっ!じゃあ私はなにもの?私の本当の両親は?)って思うもの。自分自身のアイデンティティーの1部である、‘家族’の部分が揺らぐわ。」
男「そうそう。アイデンティティーについてわかってきたようだね。上の図を見てもわかるように、アイデンティティーとは自分以外のものとの関わりから作られているんだ。つまり人間は、自分以外の他者や世界との繋がりを通して、‘自分自身’を形成しているんだよ。」
子「うん。私たちは本来、別個の独立した存在だから孤独なんだけど、その寂しさを埋めるために、他者や世界と関わろうとするのかしらね?」
男「そうかもしれないね。他にも、もしかしたら、自分以外の他者や世界が存在しないとなると、自分自身が何者かがわからないから、他者や世界と関わりをもっているのかもしれないね。モノも人も、何かと比較しないと、客観的に見ることができないからね。」(他人の現実と自分の現実 違う理由)
子「ふーん。なんか難しい話になってきたわね。で、私たち、なんの話してたんだっけ?」
男「失恋が辛い理由についての話だよ。」
子「あっ!そうそう。そうよ。なんでこんな難しい話をしてたのかしら?まあ良いわ。。ん?でも失恋が辛い理由の答えがわかったかも!」
男「おっ!わかった?」
子「アレでしょ?つまり、交際中は‘恋人’が自分の大きなアイデンティティーの1部になっていたのに、別れにより恋人がいなくなることで、自分のアイデンティティーにぽっかり‘穴’が空くからでしょ?例えば付き合っている頃は<‘バス恵‘って彼女がいてこその俺><‘バス太’の彼女である私>なんていう認識だったのが、別れによりそのような認識の仕方ができなくなり、(私は誰?)ってことになっちゃうものね。」
男「正解!自分のアイデンティティーにぽっかり‘穴’が空くんだから、大変な精神的混乱や、苦痛をともなうよね。だから失恋は辛いんだよ。」
子「そっか。じゃあ私は今、自分のアイデンティティーにぽっかり‘穴’が空いていて、自分の存在理由が揺らいでいる状態なのね。そっか~、だから辛いんだ~。」
男「なんかすごく客観的だね~(笑)それに恋人には、時間もお金もエネルギーもすごく投資し、思い出もたくさんできていたのに急にその投資先がなくなるんだから、そりゃあ、ショックだよね。自分が愛することができ、自分のことを愛してくれ、性欲を満たしてくれる存在なんて、恋人と別れたら、次はいつ現れるかわかんないからね~。それに失恋すると、自分自身のアイデンティティーの1部である、過去や未来の書き換えもしないといけないんだ。付き合いが長ければ長いほど、交際関係が深ければ深いほど、過去や未来の書き換える量も大きくなるし、頭や心が混乱するハズだよ。」
子「過去や未来の書き換え?」
男「そうだよ。彼との思い出を、すべて元彼との思い出に書き換えないといけないし、彼との将来のビジョンを、過去フォルダに、‘昔、元彼と描いていた将来のビジョン’として移動させないといけないし、そのことで将来のビジョンがなくなって、生きる希望もなくなるし・・。そして、なによりそれらの現実を受け入れないといけないし。。」
子「そうね~。そう考えたら、失恋って大変な出来事なのねぇ。」
男「そう。失恋なんて、結局、ほとんど自分の中だけで起こっている変化なんだけど、その変化が自分の存在理由に関わる変化なだけに、当人は大変な混乱と失望に襲われるんだ。だから、多くの人はそのショックを無くすために、その自分のアイデンティティーにぽっかり空いた‘穴’を、元彼・彼女が戻ってきてくれることによるか、もしくは元彼・彼女以外の別の異性で、急いで埋めようとするんだ。その空いた‘穴’は、異性でしか埋めることが出来ない‘穴’だからね。」
子「あっ!だから私の元彼は、私と喧嘩別れした後すぐ、新しい彼女を作ったのね。」
男「うん。多くの人は、空いた‘穴’を埋めるために、すぐ新しい恋人(異性)を見つけようとする傾向にあるからね。<誰でも良いから、空いた‘穴’を埋めて欲しい!>みたいなね。‘穴’が空いたままは、辛いからね~。でも‘穴’が空いたことに慣れると、つまり、付き合っている異性がいない自分自身を受け入れてることができ、付き合っている異性がいない状態が、自分のアイデンティティーになれば、辛くなくなるんだ。だけど、それには時間が必要なんだ。」
子「なるほど。だから<失恋からの辛さを解決するのに時間は必ずかかる>って言っていたのね。」
男「そういうこと。ちなみにアイデンティティーの観点から、失恋の辛さが癒えるまでの時間を具体的に言うと、だいたい半年から1年くらいは必要なんじゃないかな?無理に新しい恋人を作ったり、趣味に没頭したりせず、自然体でいた場合の時間はね。」
子「そっか~。なんか自分の辛い理由がわかったら、辛さが軽くなった気がするわぁ。」
男「そっか。」
子「でも、次の恋で、また失恋して、同じように傷つくのは嫌ね~。失恋して傷つかない方法が、あったら良いのにね~。ま、そんなものはないわよね。」
男「失恋のショックが小さくなる方法ならあるよ。」
子「え!?本当に?そんな方法なんて存在するの?」
男「うん。その方法なんだけど、1度、自分自身のアイデンティティーをクリア(0、ゼロ)にする方法なんだ。」
子「いったい、どういうこと?」
男「今の世の中は、他人から、自分の存在意義を認めてもらうことに一生懸命な世の中だからね。生まれてからは、親に認めてもらうことに一生懸命で、小学校にあがったら、教師や友達に認めてもらうことに一生懸命だし、職についてからも、上司や同僚から認めてもらうことに一生懸命だし、プライベートでは、恋人や好きな異性に認めてもらうことに一生懸命だし・・。」
子「まあ、そうね~。でもそれって、当たり前なんじゃないの?」
男「今現在の世の中では、‘普通’はそうだよね。でも、だからといって、自分もその‘普通’に従う必然性はないんだ。気まぐれで、自分勝手な他人に自分の存在意義を認めてもらわなくたって、自分で‘自分の存在意義’を認めてあげて良いんだよ。」
子「?・・いまいち意味がわかんないけど。。」
男「言い換えたらね、今の世の中は、‘他人’や‘お金’や‘モノ’に依存している世の中だからね。自分のアイデンティティー、つまり自分の存在意義を、‘他人’や‘お金’や‘モノ’で作りあげているんだ。だから、自分の存在意義を満たすためには、‘他人’や‘お金’や‘モノ’に依存していないといけないんだ。‘依存’は主体的な自由な選択を邪魔するからね。」(他人に頼ると制限が加わる)
子「じゃあ、現代の多くの人は‘他人’や‘お金’や‘モノ’に依存していることで、主体的で、自由な選択ができないでいるってこと?」
男「うん。誰しもが、アイデンティティーが欠けたり、失うことは、恐いことだよね?自分の存在意義が揺らぎ、精神的に辛い思いをするから。だから皆、今の車や家、服などのモノに執着するし、今の給料が自分のアイデンティティーを作っているし、今のお金があってこその自分だから、仕事やお金にこだわるし、恋人や好きな異性(他人)に認められてこその、自分だから、恋人や好きな異性の目を極端に気にするんだ。そして、ソレら‘他人’や‘お金’や‘モノ’にがんじがらめになっていて、主体的で、自由な選択ができないでいるんだ。」
子「まあ、そうね~。でも、それ以外の‘生き方’なんて存在するの?」
男「うん。ソレが自分自身のアイデンティティーをクリア(0、ゼロ)にし、他人ではなく、自分で自分の存在意義を認め、‘他人’や‘お金’や‘モノ’に依存しない生き方なんだ。」
子「具体的に言うと?」
男「そうだね~。例えば、過去の栄光も、希望に満ちた未来も、現在の地位やお金、モノ(所有物)も、家族、彼・彼女や友達、他人からの承認も、学歴も経歴も趣味も、特技も、(アイデンティティーが)すべてなくなった自分を、そんな自分のことを、自分自身で受け入れて、愛すことができれば、他人の評価や他人の目、他人からの承認、他人からの愛や、お金もモノも、見栄やプライドも、なにもいらない。‘失う’という恐怖のない、ただただ、満たされた気分でいられるんだ。そして、他人からの承認や愛、お金やモノなんかは、必要だから求めるものではなく、おまけ感覚で、遊び心で求める程度のものになるんだ。」
子「へ~。そうなれたら良いかもしれないわね。あっ!じゃあ私のお爺ちゃんはそうなったのかもしれない!私のお爺ちゃんね、若い頃に自分で立ち上げた自分の会社が1度破産して、それが原因で離婚して家族も失って・・。破産する前はお金も地位も名誉もあったんだけど、あまり幸せじゃなかったんだって。だけど、破産してからの再出発の人生は幸せだったんだって。」
男「うん。破産や離婚で1度自分のアイデンティティーがゼロになって、そこから這い上がるために、いやおうなしにも<なにもない自分>を受け入れないといけない状況に立たされた人は、逆に幸せを手にすることがあるんだ。」
子「へ~。じゃあ私もこの失恋を機会に、心の仙人/仙女修行によって、<彼氏のいない自分><異性には誰からも愛されていない自分>を自分自身で受け入れて、そんな自分を愛せるように頑張ってみようかしら。そんな自分を愛せるようになれば、今度また彼氏が出来たときに、彼氏に依存しなくて良いし、もし別れることになっても、<彼氏のいない自分>を自分自身で愛せるからショックも小さいだろうし・・。」
男「良いんじゃない?そっちの方が恋愛も上手くいくことが増えるし、幸せな恋愛がおとずれやすくなるからね。」
子「よーっし、頑張ろう~。でもバス男さんは良いわよね~。。。(じー)」
男「な、なんだよぉ?その(お前には元からなにもないから良いわよね)みたいな目は!」
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