上手な自己中心的女・自己中心的男との付き合い方
■上手な自己中女・自己中男との付き合い方
世の中には自己中心的な人もいる・・。本当にそうでしょうか?
人間は誰しもが自己中心的な視点からしか、物事を見たり考えたりはできないのです。
誰しもが自己中。
上手な自己中女・自己中男との付き合い方 物語の始まりです。
人間
上手な自己中心的女・自己中心的男との付き合い方
バス男「バス子ちゃん、一緒買い物ついてきてよ~。」
バス子「嫌よ。なんで私も行かないといけないの?」
バス男「だって1人じゃ、寂しいだもん。」
バス子「知らないわよ。1人で行ってきなさいよ。てか、他の友達を誘いなさいよ。」
男「他はいないんだよ。良いじゃん、買い物くらい付き合ってくれても。バス子ちゃん暇でしょ?」
子「暇だけど、買い物はめんどくさい。買い物ついて行っても、私にメリットないじゃない。」
男「・・バス子ちゃんは、自己中だね。バス子ちゃんと話しているとイライラするよ。」
子「はぁ!?バス男さんこそ自己中じゃない!なんで私が自己中なのよ?ホント、バス男さんの言動にはイライラさせられるわ。」
男「う~ん。この場合どっちが自己中なんだろう?」
子「そうね。どっちが自己中なんでしょうね。」
男「僕の立場から言うと、{暇なんだから、メリットなくても、買い物くらい付き合ってくれても良いじゃん。バス子ちゃんは自分にメリットがないと、なにもしないの?自己中だね。}って思うよね。」
子「私の立場からすると、{バス男さんは、自分が買いた物があるからって、自分の買い物に、私を付き合わせようとするなんて、バス男さんは自己中だわ}って思うわ。」
男「そうだね。どっちが自己中なんだろうね。」
子「そうね~。まあ、見方によっては両方とも、自己中なのかもしれないわね。」
男「うん。じゃあ、ちょっと自己中について考えてみようか。」
子「は~い。」
男「人は、自己中心的な考え方の他人に対して、自己中な人だ!って言うよね?」
子「そうね。悪い感じの意味を込めて、自己中な人だ!って言うわ。・・他人の行動でイライラする場合、その‘他人’は大抵自己中な人ですものね。」
男「うん。そしてね、他にも人間は、{自分がして欲しい事を、してくれない他人に対して、自己中な人だ!}って言う傾向があるんだ。最近バス子ちゃんは、<この人、自己中な人だ!>って他人の行動でイライラしたことはある?」
子「あるわ。私の同僚のバスAって本当に自己中なヤツなの。バスAの行動見てたらイライラするわ。ばすAは、自分の話ばかりして、私の話は聞かないのよ。」
男「うん。じゃあこの場合、バス子ちゃんの、自分のして欲しい事はなあに?」
子「{自分の話ばかりするな!私の話を聞け!}だわ。」
男「それを、してくれないのは、どの人かな?」
子「バスAよ。」
男「バス子ちゃんは、{自己中な人だ!}と、どの人に対して言ってる?」
子「バスAに対してよ。・・あ!じゃあ、私は、自分のして欲しい事{自分の話ばかりするな!私の話を聞け!}を、してくれない人{バスA}に対して、{自己中な人だ!}と言っているわ。」
男「そうだね。人間って生き物は、{自分がして欲しい事を、してくれない他人に対して、自己中な人だ!}って言う傾向があるからね。最初の話もそうだよ。」
子「確かにね。バス男さんは、自分のして欲しいこと、つまり{買い物に一緒に行く}をしてくれない私に対して、{自己中だ!}と言っているものね。」
男「そうだね。で、バス子ちゃんは、自分のして欲しい事、つまり{自分にメリットがないことに、誘わないでほしい}をしてくれない僕に対して、{自己中だ!}と言っているもんね。」
子「そうね。・・・・。うん。今、他の{自己中だ!}と思う場合について、自分で考えてみたけど、やっぱり、{自分がして欲しい事を、してくれない他人に対して、自己中な人だ!}って言う傾向が、確かにあるわ。」
男「そうだね。他の例で言ったら、最近エコが流行っているよね。で、エコが好きな人は、(マイ箸使えよ!割り箸使ったら、環境破壊じゃん!少しは地球のことも考えろよ。この自己中が!)って言うよね。」
子「うん。で、そうじゃない人は、(マイ箸強制するなよ!俺は割り箸が好きなんだよ。自分がエコ好きだからって、周り巻き込むなよ。この自己中が!)って言うわ。」
男「そうだね。みんな、それぞれ自分のして欲しい事があるからね。他人に対して。そして、みんなそれぞれが<自分のして欲しい事をしてくれない他人に対して、自己中な人だ!>と言っている。自分のして欲しい事が、すべての人にとっても、良い事かどうかは別としてね。」
子「じゃあ、もしかして、みんな自己中なのかしら?」
男「まあ、自己中ってことが、{良いか?悪いか?}は別として、人間って生き物は、自分発の、自己中心的な視点からしか物事を見ることが出来ないし、考えることが出来ないんだ。」
子「確かにそうね。よく、‘他人の目線で見てみる・考える’とかって言うけど、私達は、他人の目線には、なかなかなることが出来ないものね。私と他人とは、‘生まれ育った環境や今まで見てきてことや経験してきたこと、価値観、視点、考え方、潜在意識、使う言葉、望んでいること’など、違うところがたくさんあるものね。結局、自分発の視点からしか、物事を見ることが出来ないし、考えることが出来ないのね。」
男「うん。だから、{良い・悪い}ではなく、ただ単純に、人間は、自分発の視点からしか、物事を見ることが出来ないし、考えることが出来ないってことなんだ。だから、どうしても、誰もが‘自己中な人’になってしまうよね。」
子「そうね。だから別に、自己中な自分に対して、引け目を感じる必要はないのね。だって、人間は、どの人も、自己中心的な視点からしか、物事を見ることが出来ないし、考えることが出来ないんだもの。」
男「そうだね。そして、自己中な他人に対して、いちいち腹を立てたり、イライラする必要はないのかもしれないね。だって、人間は、どの人も、自己中心的な視点からしか、物事を見ることが出来ないし、考えることが出来ないんだから。」
子「そっか~。じゃあ、{自己中は悪い!}って言っている人は、自分のして欲しい事、つまり、{自己中は止めろ!}をしてくれない人に対して、<自己中な人だ!>って言っているのね。そうなると、まあ、ある意味、本当、どの人も、自己中心的な視点でしか物事を見ることが出来ないし、考えることが出来ないってことが解るわね。」
男「うん。だから、まあ自己中でも良いんじゃない?」
子「う~ん。」
男「だからさ、僕の買い物に付き合ってよ。僕には買いたい物があるんだ。いいじゃん。僕は1人じゃ寂しいんだよ。僕中心でも良いじゃん。僕が買い物に行きたいって言ってるんだよ。僕に付き合えば良いじゃん。」
子「・・・他に誘う友達がいない理由がわかったわ・・。」
~まとめ~
他人の行動でイライラしない①
「誰もが、〔自分がして欲しい事を、してくれない他人に対して、自己中な人だ!〕と言っている」
他人の行動でイライラしない②
「誰もが、自分発の視点からしか、物事を見ることが出来ないし、考えることが出来ない。だから、誰もが自己中心的」
他人の行動でイライラしない③
「自己中なヤツを‘悪い!’と言うと自己否定に繋がる。なぜなら、自分を含め、誰もが自己中だから。もっと、ゆったり生きましょう。」
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