自他の基準    

Produce by nameless sennin
箇条書きの知識を得ても変わらない。毎日の日々を、人生を、地球を変えていくのはいつもひっそりと語りかける物語だった。。

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価値観を自分で決める・自分基準

価値観を自分で決める・自分基準
他人の基準と自分の基準、大切なのはどちらでしょうか?
社会の基準と自分の基準、大切なのはどちらでしょうか?
価値観を自分で決める・自分基準  物語の始まりです。

人間
価値観を自分で決める・自分基準

バス男「あらら、バス子ちゃん、この章でも困った顔してるね。どうしたの?」


バス子「あ、バス男さん。ちょっと他人との人間関係で悩んでて・・。」


バス男「そっか。まぁ、人間の悩みは、他人との人間関係のことが多いからね。」


バス子「うん。あのね、会社で、私の企画書が上司に却下されたの。‘駄目だ!’って言われたの。絶対に良い企画だったのに、上司の好みに合わないってだけでよ。おかしな話じゃない?嫌になっちゃうわ。」


「そうだね~。上司の好みに合わないってだけでね~。。」


「それに、新しく買った服を、彼氏が‘俺の好みじゃないから着るな!’って言うの。私としてはとってもお気に入りだったのに・・。だからしぶしぶ古着屋で売ったの。嫌になっちゃうわ。」


「そっか。」


「どうして、私は嫌な感情を抱いているの?嫌な気持ちになっているの?いったい、その理由はなぁに?」


「その理由は・・、まあ、{良い・悪い}の話ではなくてね、ただ単純に、他人基準で、いろいろと判断しているからだよ。」


「他人基準?」


「うん。人間は、大抵の場合、生まれてからずっと、他人基準で生きてきている場合が多いんだ。」


「どうゆうこと?」


「つまり、自分の基準ではなく、他人の基準で、考えたり、行動したりしている場合が多いんだ。」


「例えば?」


「例えば、バス子ちゃんの企画書の場合、その企画書はバス子ちゃん的には、良い企画だったんだよね?」


「そうよ。常識的に考えて、絶対良い企画だと思うわ。」


「うん。でも却下されたよね。{上司の好みに合わない}ってことで。要は‘バス子ちゃんの企画は駄目だった。’ってことだよね。じゃあ、どの人の基準的には駄目だったんだろう?」


「・・上司の基準ね。私の基準では良い企画だけど、上司の基準では悪い企画ってことなのね。」


「そうだね。じゃあ、結局、バス子ちゃんの企画は、良い企画なのかな?悪い企画なのかな?」


「う~ん。やっぱり悪い企画なのかな。上司の方が偉いし。」


「そうだね。会社組織の中だと、そうゆうことになるよね。じゃあ、仮に、会社関係なかったら、バス子ちゃんの企画は、良い企画なのかな?悪い企画なのかな?どっちだろ?」


「う~ん。わかんない。どっちなの?」


「どっちかな?バス子ちゃんは{この企画は良い!}って言う。上司は{この企画は悪い!}と言う。どっちが正しいと思う?」


「え~。わかんない。どっちが正しいの?」


その{どっちが正しいか?}ってことを、どうして自分で決めないの?


「え!?・・・・。だ、だって・・。。。」


「うん。{なにが正しいか?}とか、{何が良いか?}って言うことは、自分で決めるようには、僕らは育てられていないからね。自分基準で物事の{良し・悪し}を判断するのは、慣れていないんだ。」


「どういうこと?」


「<何が良い・なにが悪い>とか<なにをするべき・なにをするべきではない>とかっていうことは、どの人が決めることなんだろう?」


「う~ん。・・偉い人?」


「偉い人って言うのは、どの人のこと?みんな同じ人間なんだよ。あるグループの中での立場の偉い人はいても、‘本質的に、絶対、他の人より偉い人’なんているのかな?」


「う~ん。・・・じゃあ、神様?」


「神様が、わざわざ、悪いことなんて作るかな?{するべきではない}ってことを作るかな?」


「そうね~。神様が万能なら、わざわざこの世界に、悪いこととか、するべきではないってことは作らないわね。作ろうと思えば、良い事だけの世界を作れるんだから、良い事だけが存在する世界を作るわね。じゃあ、どの人が、{なにが良い・なにが悪い}とか、{なにをするべき・なにをするべきではない}とかってことを決めているのかしら?みんなで決めているのかなぁ?」


「そうかもしれないね。」


「それとも、基準を作ることで、なにかしらのメリットがある1部の人達(国際金融家・王族、貴族等)が、{良い・悪い}の基準を作っているのかしら?


「そうかもしれないね。」


「いったい、どの人が、{なにが良い・なにが悪い}とか、{なにをするべき・なにをするべきではない}とかってことを、決めているのかしらね?」


「そうだね。そしてね、じゃあみんなが従う基準だからって、必ず、バス子ちゃんも、その基準に従わないといけないものなのかな?


「う~ん。」


「仮にバス子ちゃんには、合わない基準だったとしても、その基準に従わないといけないものなのかな?」


「わかんない。自分ではっきりと、基準に関して考えや、意見をもっていないわ。」


「うん。じゃあ、僕らは、生まれてから子供の頃っていうのは、どの人の基準で、{良い・悪い}を決められていたかな?」


が決めていたわね。親が、{それやっちゃ駄目!}とか、{良く出来たわね。偉いわね~}とか、良し悪しの基準を、親が決めていたわ。私の良し悪しの基準と、{親の良し悪しの基準}が、一致していようがいまいが関係なく、親が決めていたわね。親が{良い事だ!}って言っても、それは<私にとっても良い事なのかどうか?>は別として、親が良し悪しの基準を決めていたわ。」


「じゃあ、もう少し、大きくなったら、どの人の基準で、{良い・悪い}を決められていたかな?」


学校の先生が決めていたわね。先生が、{それは悪いことだ!}とか、{良いことをしたわね。偉いわね~}とか、良し悪しの基準を、先生が決めていたわ。‘通知表’という評価システムを使って、先生の良し悪しの基準に従うように、しつけられていたわ。先生が{良い事だ!}って言っても、それは、<私にとっても良い事なのかどうか?>は別として、先生が良し悪しの基準を決めていたわ。」


「じゃあ、大人になったら、どの人の基準で、{良い・悪い}を決められているかな?」


「職場の上司が決めているわね。上司が、{それは駄目だ!}とか{良くやった。良い仕事をした}とか、良し悪しの基準を、上司が決めているわ。‘給料’に関係する評価システムを使って、上司の良し悪しの基準に従うように、仕向けられているわ。上司が{良い仕事だ!}って言っても、<それが本当に良い仕事なのかどうか?>は別として、上司が良し悪しの基準を決めているわ。」


「うん。そうだね。だから僕らは、自分基準で判断していないことも、多々あるんだ。」


「そう言われればそうね。他人基準で、いろいろ言われて、いつも自分を押し殺して従い続けていると、ストレス溜まるものね。そっか。だから、自分基準ではなく、彼氏基準で判断するから、嫌になってたりしたのね。」


「そうかもしれないね。」


「じゃあ、もっと自分基準でも良いのかなぁ。でも、こんなこと言っていると、{自分基準で良いわけがない!自己中な考えは止めろ!他人に迷惑をかけるな!}って声が聞こえてきそうね。」


「そうだね。そういう事を言ってくれる人は、どの人の為に、なんの為に、なんのメリットがあって、そういう事を言ってくれるんだろうね?


「そうね~。私のことを思って言ってくれてるのかしら。それとも、他のなにかがあって、そういう事を言ってくれてるのかしら。他人って、どの人のことを思って、言っているのかしらね。」


「うん。まあ、どっちにしろ、なんにしろ、{こうしろ!ああしろ!こういう基準が良い!}って、アドバイスしてくれる人は、アドバイスしてくれた後の、責任はとってくれるかな?


「責任は取ってはくれないわね。みんな自分のことで、忙しいもの。口ではアドバイスしてくれるけど、私がそのアドバイスに従って、後で後悔することになっても、責任は取ってはくれないわね。」


「そうだね。みんな、自分のことで忙しいからね。親はどうだろう?」


「う~ん。親は責任とろうと、頑張ってくれるわ。ホント感謝ね。でも、大抵の場合、親は先に死ぬわね。親のアドバイスに従った人生を生きていて、50才にして、親のアドバイス通りの人生に後悔が生じ、その時既に、親が死んでいる場合、誰が、責任取ることになるんでしょうね?」


「そうだね。その場合、親は死んでいるから責任は取れないしね。結局、自分の人生の責任を取ってくれるのは、誰なんだろうね?」


「・・、自分の人生の責任を、最初から、最後まで一緒に取ってくれるのは、結局自分だけね。自分だけが、自分の人生、どうなろうと、自分と一緒に責任を取ってくれるわ。」


「そうだね。」


「じゃあ、やっぱり、もう少しだけでも良いから、自分基準でやっていっても、良いかもしれないわね。自分の人生、最初から、最後まで一緒に責任取ってくれるのは、結局自分だけなんだから。自分をもっと信じてみても、良いかもしれないわね。」


「うん。集団に属している場合は、集団の基準に従わないといけないだろうけど、骨の髄まで、自分以外の集団の基準に、なってしまわなくても良いのかもしれないね。」


「そうね。長く生きても、100年そこそこの人生。自分を押し殺して、他人基準に従って生きることに、どれほどの価値があるのかしら?


「そうだね。だから、他人の意見に従うのも良いし、そして、自分の意見に従うのも良いよね。」


「そうね~。私にとっては、{他人の意見と、自分の意見}、どっちが大事なんだろう?


「うん。それに、いろいろな人が、自分に{こういう人生を送ると良いよ}って、言ってくるよね。どの人の為に、なんの為に、なんのメリットがあって、そういう事を言ってくれるのかは知らないけど。」


「そうね~。私にとっては、{他人(身内、友達等)が私に望んでくる人生と、私が私に望む人生}、どっちが大事なんだろう?


「そうだね~。どっちが大事か?っていうことを、他人に決めてもらうのもアリだし、自分で決めるのもアリだよね。」


「う~ん。しかし、この章はたくさん話したわね~。」


「うん。喋り疲れたよ~。」


「実際は?」


「打ち疲れたよ~。」








~まとめ~
・‘悩み’の多くは、他人絡み・他人関係である
・生まれてからずっと、自分の基準ではなく、他人基準で、考えたり、行動したりしている場合が多い
・何が正しいかとか、何が良いかとか、って言うことは、自分で決めるようには、僕らは育てられていない
・みんなが従う基準だからって、自分も必ず従わないといけないものなのか?





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